水栓交換リフォームで清潔・快適な水回りに!
- リフォームコラム
キッチンや洗面所、浴室といった水回りは、家庭内でも特に使用頻度の高い場所ですよね。
手を洗ったり料理を作ったりと、なるべく清潔に保ちたい場所でもあります。
しかし、長い間水栓交換を行わず水道が劣化してしまうと、水漏れや水の出が悪くなるなどのトラブルが生じてしまいます。
こうなってしまうと水回りの清潔さは失われ、快適な住環境からは遠ざかることでしょう。
単に新しいものに水栓交換するだけではなく、生活に合った機能を持つ水栓に交換することで水道代を抑えられるなどのメリットもあります。
ライフスタイルに合わせた水栓交換リフォームを行い、快適な暮らしを手に入れましょう!
目次
種類・費用・機能から水栓を選ぼう
「水栓交換を検討しているけど、どれに変えたらいいんだろう?」とお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、水栓交換の種類と、業者に依頼した際のおおよその費用をご紹介します。
水栓交換に用いられる水栓の種類
水栓交換は、今まで使っていた水栓と同じものにするのか、または別のものに変更するのかという選択から始まります。まずは水栓の種類や費用、機能をご紹介していきます。
シングルレバー
シングルレバー型は、混合水栓の中でも、1つのレバーのみを動かすことで温度と湯量を調節できるタイプを指します。
ほとんどの場合、上下に調節することで吐水・止水(水量)の調整を、左右に調節することで温度の調整を行うことができます。
壁へ取り付けるタイプと台に取り付けるタイプがあり、イメージや取り付け場所に合った水回りのレイアウトを実現できます。
本体価格を含めた水栓交換費用は、2~4万円程度と、ほかの水栓に比べ高価になっています。
ツーハンドル
ツーハンドル型は、1つの蛇口から水もお湯も出せる混合水栓という種類の中でも、水用・お湯用それぞれ2つのハンドルの回す加減によって温度や水量を調節できるタイプです。
こちらは壁に取り付けるタイプと台に取り付けるタイプを選択することが可能です。
本体価格を含めた水栓交換費用は、1.5~3万円程度と、単水栓よりは高くなっています。
単水栓
単水栓とは、水かお湯かのどちらか片方のみが出てくる水栓のことです。 レバー型とハンドル型がありますが、どちらも水の吐水・止水を行う機能のみが付属したものとなっています。
最もシンプルな水栓の種類で、湯水混合などはできません。壁にのみ取り付け可能で、台には取り付けられません。
本体価格を含めた水栓交換費用は、1~3万円程度と、一番安い種類となっています。
留意すべき点として、台に取り付けられるものは、給水管の穴の数によってワンホールとツーホールの二種類に分かれています。
水栓交換では既存の水栓から同じ種類の水栓に交換するのが主流ですが、混合水栓(ツーホール)同士、単水栓同士であればほかのタイプへの変更も可能です。
単水栓から混合水栓に変更する場合は、水栓交換工事の際に土台の施工も必要となるため注意が必要です。
水栓の便利機能
水栓のおおまかな種類のほかに、それぞれ特殊な機能の付いた水栓を選ぶこともできます。
ここでは5つの機能をご紹介します。様々な機能を知り、自分のライフスタイルに合った水栓を見つけましょう。
TOTOのエコシングル水栓
従来のシングルレバー水栓では、水・湯・湯水混合の境界線がわかりづらく、無駄なガス代を使ってしまうことにつながっていました。
TOTOのエコシングル水栓では、水から湯水混合の箇所に切り替わる境界で、カチッと音が鳴りわかりやすくなっています。
無駄に湯水を混合させガス代を浪費することのないため、節約できる水栓として注目を集めています。
引用:キッチン用水栓金具 エコシングル® | 水栓金具(キッチン) | 商品情報 | TOTO株式会社
タッチセンサー
コロナ禍における非接触の時流を受け、センサーに手をかざすだけで吐水・止水が可能なタッチセンサー式水栓も人気を得てきている商品です。
洗浄した後に改めてレバー・ハンドルを触る必要がなくなり、手も水栓部分も清潔な状態を保つことができるため、キッチンに特におすすめの機能です。
引用:LIXIL | 水栓金具 | ナビッシュ(非接触水栓・タッチレス水栓) | 特長 | タッチレス機能
吐水口回転水栓
吐水口回転水栓とは、吐水する部分が回転可能な水栓のことです。
例えば、洗面所や台所に設置し、コップを使わずとも吐水口を上向きにするだけでうがいが可能です。
コップを置く必要がなくなるほか、吐水口を回すだけなので日常生活の時間短縮も図れます。
シャワー水栓
シャワー水栓はホースを伸ばしシャワーのように利用できます。
わざわざ浴室のシャワーを用いずとも、洗面台での洗髪や、バケツや洗濯槽に直接水を入れることも可能になります。
寒冷地仕様
寒い地域で問題となるのが水道の凍結。これを解決するために、寒冷地仕様の水栓では、水栓内部の水を取り除き凍結を防止するための水抜栓がつけられています。
水を少量流し続ける程度の対策では不十分なほどの寒冷地では、この機能が必須となります。
お住まいの地域やどこの水栓交換を行うのかなど、生活や用途に合わせて様々な機能を選ぶことができます。
水栓交換の際には商品を見比べ、自分の好みやライフスタイルに合わせた水栓を選ぶとよいでしょう。
水栓交換は専門業者に依頼しよう
水栓の種類や機能についてわかったところで、ここからは水栓交換を専門業者に依頼するメリットや依頼時の注意点についてご紹介していきます。
DIYでの水栓交換は困難
水栓交換を行う際、業者に頼らずとも自分で安く交換可能なのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、例えば専門の知識や工具を持っている場合であれば可能ですが、素人が自分で行ってしまうと、キッチンや洗面所のほかの部分を傷つけたり水漏れが発生したり、失敗に終わる可能性が高いです。
元栓の処理や部品の取り付け・取り外しなど、専門知識が必要な点が多く資格を持たないまま行うのはとても危険です。
もし水栓以外の場所を傷つけてしまった場合、その部分の修繕費用が余分にかかり、結果的に業者に依頼するよりも高額となってしまうことがあります。
ホームセンターなどで蛇口専用の専門工具をそろえる手間や、失敗した際のリスクなどを考えると、初めから専門業者に依頼したほうが満足のいく結果を得られるでしょう。
業者選びのコツ
では、どのように水栓交換を依頼する業者を選べばいいのでしょうか?
もしも悪徳な業者に依頼してしまった場合、おざなりな施工や法外な工事費用の請求などをされてしまうかもしれません。
そのようなリスクを回避するためには、まず専門業者を調べる際にホームページや口コミなどを隅々まで確認するのがおすすめです。
施工する職人の顔写真や資格の有無、口コミの内容の信ぴょう性を確認するだけでも、悪徳業者かどうかを見極めるのに役立ちます。
また、見積もり依頼をした際にきちんと金額を提示してくれるか、という点にも注意しましょう。 見積もりの項目に疑問点や質問したいことがあった際に、気軽に聞ける雰囲気があるかも大事です。
きちんと真心を込めて施工に取り掛かってくれる業者を見つけ、納得のいく水栓交換工事を依頼しましょう。
まとめ
水栓交換を行う際に必要な種類・機能についての知識と、水栓交換を検討する際の注意点についてご紹介してきました。
水栓交換をはじめとした生活の要ともいえる水回りのリフォームは、自分で納得のいく設備・業者選びが肝となります。
キッチンやお風呂の水栓は10~15年が寿命といわれています。早めに水回り設備の劣化確認・水栓交換を行うことが重要です。
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