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失敗しない洗面台、洗面化粧台の交換を!リフォームのタイミングや費用をご紹介します
- 投稿日:2023年 1月20日
- テーマ:リフォームコラム

古くなったり、壊れたり、使い勝手が悪くなった洗面化粧台は、本体をまるごと交換する洗面所のリフォーム工事が可能です。
交換を行う際は、リクシルやTOTO、Panasonicなどの製品メーカーのカタログなどを見て、どの洗面化粧台が良いか選ぶことから始まります。
同じメーカーでもさまざまなスタイルやサイズ、グレードや機能の製品があります。
こちらのページでは、どのような洗面化粧台があるのか、どのような点に気を付けて交換すべきか、といった洗面化粧台交換の基本的なポイントをご紹介します。
目次
洗面化粧台交換の基本事項
洗面化粧台と洗面台の違い
水栓と洗面ボウルがある洗面台に、お化粧や身支度が出来る鏡や収納が付いたものを洗面化粧台と呼びます。
具体的には、陶器製のボウル、流し台部分と水栓、蛇口が付き、収納やミラーなどがセットされた設備です。
手洗いやうがい、歯磨き、洗顔をはじめ、髪を洗う、鏡を見ながら身支度をすることやヘアスタイリングやメイクなどをするために使います。
流し台にあたる洗面ボウルは1つのタイプが主流ですが、2ボウル式のものも近年人気を高めています。
家族が多く、朝の身支度の時間帯に洗面化粧台の使用で渋滞するご家庭なら、2ボウル式が便利です。

また、水栓は蛇口だけでなく、シャワーホース式もあります。
赤ちゃんの沐浴を洗面所でしたい方やペットのシャンプーをしたい方、介護が必要な方の髪を洗いたいといったニーズがある時には役立ちます。
車椅子でも利用しやすくできている洗面台もあるなど、スタイルも多様化しているため、ご家族の人数やライフスタイルに合ったタイプを選ぶのがベストです。

洗面化粧台の形式や種類
洗面化粧台の一般的な種類について確認しておきましょう。
ユニットタイプ
ユニットタイプは、戸建て住宅をはじめ、新築マンションでも最初から設置されているスタンダードな洗面化粧台です。
洗面ボウルに水栓、その上に三面鏡などの鏡とライトが付き、シンク下が収納スペースになっています。
鏡の裏も収納になっているタイプも多いです。
コンセントがあり、ドライヤーや電気シェーバーなどを接続して使うことが可能です。
よくある洗面所の狭いスペースでも、納まりやすい設計となっています。

システムタイプ
システムタイプとは収納スペースの増設が可能なタイプです。
ユニットタイプにプラスして、上部や左右に収納がプラスできるスタイルになっています。
洗面所がある程度広くないと、増設は難しくなります。

カウンタータイプ
カウンタータイプとは、カウンターが付いていて、そこに洗面台を設置できるものです。
横に広いスペースが取れ、広い洗面スペースにしたい時やシェアハウスなどでいくつも洗面台を設けたい時などに向いています。
イメージとしては、職場やデパートのトイレにある洗面スペースに近いです。
ご家庭の場合は木製のカウンターなど、イメージに合わせたデザインが選べます。

交換リフォームの目安
洗面化粧台の交換の目安は、およそ10年~15年ほどで老朽化や故障が起きた時は早まります。
硬いものを落として洗面ボウルが割れてしまったり、ひびが入ってしまったりすると、交換せざるを得ません。
部品交換で済む場合もありますが、ある程度年月が経過している場合には交換に踏み切ってしまう方がストレス無く快適にお使いいただけるでしょう。
洗面化粧台を取り換えるタイミング例
- ・全体的に汚れてきた
- ・洗面ボウルの黄ばみが取れない
- ・水しか出ない水栓をお湯も出るようにしたくなった
- ・シャワー水栓の水漏れが止まらない
- ・蛇口周りのさびが気になる
- ・収納力が足りない
- ・排水に時間がかかる
蛇口が物理的に壊れるのは、使い方にもよりますが、やはり10年以上使っているケースが多いです。
部品交換や修理で対応できるケースもありますが、一部の故障をきっかけに全体の老朽化に気づき、交換に至ることも...。
この様な洗面化粧台の劣化に対し、昨今のdiyの流行から、水栓の交換だけでも自分でできないかとチャレンジされる方もいらっしゃいます。
しかし、ホームセンターで購入した水栓や器具だけでは修理が完了せず、状況が悪化するケースもあります。
ちょっとした修理なども、ぜひプロにお任せ下さい。

取り換えにかかる本体コスト、工事費
洗面化粧台の交換にかかる費用は、洗面化粧台本体の価格だけではないので注意しましょう。
基本的にかかる費用は、新しい洗面化粧台の代金と設置費用、撤去した古い洗面化粧台の廃棄物処分費用などです。
洗面化粧台の価格はカタログに記載されているメーカー希望小売価格が基本ですが、依頼する業者によっては割引があるケースもあります。
洗面化粧台の相場はメーカーをはじめ、サイズやグレード、機能によっても異なり、シンプルなものほど安くなります。
交換と同時に内装リフォームも行う場合
洗面化粧台を交換する際に、床や壁紙のリフォームを一緒に行うご家庭も少なくありません。
10年~15年使っていると、壁紙や床も黒ずみやカビが発生していて汚くなっているためです。
せっかく新しい洗面化粧台にするのですから、全体をきれいにしてイメージチェンジをしたいですよね。
内装リフォームの費用相場は、約4万円~です。
防汚機能や調湿効果がある壁材や床材もありますので、洗面スペースをより快適にするために検討されてみるのも良いでしょう。

失敗しない交換リフォームのポイント
洗面台の交換に失敗しないためには、どうしたら良いのでしょうか。
基礎知識を理解したうえで、リフォームの注意点も押さえておきましょう。
施工業者の施工実績や口コミを確認する
ホームページなどを見て、地域での施工事例や実績がきちんとあるか確認してみましょう。
特に、洗面所全体のリフォームなど、完成イメージがある場合には、イメージに近いリフォーム施工事例から探すのも良いでしょう。
現地調査の上で見積もりをしてもらう
リフォーム契約前に、ご自宅の洗面所を現地調査してもらい、その上で見積もりを取りましょう。
既存の洗面化粧台と同じサイズに交換を依頼するだけだからと、いきなり工事を依頼するのはNGです。
配管の老朽化で配管も交換が必要となる場合もあれば、床が抜けそうになっていて床工事が必要となる場合もあります。
いざ交換しようとして、こうしたトラブルが発見されれば、交換工事が中断してしまい、思わぬ追加費用がかかることになります。
見積書を読み込む
見積もりを取ったら、費用の内訳を確認しましょう。合計額しか書いていないような業者は信頼できません。
同じメーカーの同じ洗面化粧台を選んでも、仕入れコストの違いや割引などのサービスで価格に違いがあるケースも少なくありません。
洗面化粧台を交換する際のリフォームポイントをご紹介しました。
洗面化粧台には、ユニットタイプやシステムタイプ、カウンタータイプなどがあります。
洗面ボウルの数や水栓のスタイル、収納力や鏡の大きさなどもさまざまなので、家族構成やライフスタイルに合ったものを選びましょう。
洗面台交換のタイミングは10年~15年ほどで、老朽化や故障が起きた時は早まります。
交換費用は洗面化粧台の代金、工賃、処分費用などで構成されます。
床や壁紙もリフォームする際はその費用もかかるので、信頼できる業者にご相談ください。
もりきゅうリフォームは岩沼・亘理周辺にお住まいの方から、洗面化粧台リフォームを多数ご依頼いただいています。
お見積りは無料となりますので、ぜひお気軽にご相談ください。


カウンターキッチンにリフォーム!カウンタータイプの特長や費用などポイントをご紹介
- 投稿日:2023年 1月10日
- テーマ:リフォームコラム

最近の住宅では、カウンターキッチンへのリフォームが主流になってきました。
調理場とダイニングの間にカウンターを設け、調理台からダイニングを見渡せる仕様になっているので、
子育て世代やホームパーティーをされる方に特に人気のリフォームタイプです。
こちらのページでは、カウンターキッチンの形式やメリット・デメリット、リフォームにかかる費用をご紹介します。
キッチンリフォームをお考えの方には、ぜひカウンターキッチンの特徴を知った上でご検討いただければと思います。
目次
カウンターキッチンの基礎知識
カウンターキッチンは、ダイニングとキッチンの間に作業台を設けたキッチンを指します。
基本的にはダイニング・リビングダイニングを見渡すことができる対面式のキッチンであり、リビングダイニングやダイニングに直結しているキッチンで採用されています。
カウンターキッチンには大まかに分けると、カウンター式とフルオープン式の2つがあります。
カウンタータイプ
カウンタータイプとは、キッチンからリビングやダイニングが見渡すことができるキッチンのことで、I型やL型と呼ばれるレイアウトのキッチンがあります。
では、ここでカウンタータイプの代表的なレイアウトについてご紹介します。
対面式I型
対面式I型は、建売住宅でもよく使われているレイアウトのキッチンです。
コンロとシンクと調理台が一列に並んだキッチンであり、調理している手元が隠れるように腰壁が設けられているキッチンです。
対面式I型キッチンにもさまざまな種類がありますので、理想の家具やインテリアの配置を考えて選びましょう。

対面式L型
対面式L型は、コンロとシンクの取り付ける向きをLのような形に変えて取り付けるキッチンです。
I型キッチンに比べて、調理台を広めに取ることができるというメリットや、調理する動線がL型になる分だけ短くて済むといったメリットがあります。
ただし、配置によっては上手に家具やインテリアを配置できないかもしれません。

フルオープンタイプ
一方、フルオープンタイプは、キッチンとダイニングルームの間に壁や吊戸棚など遮るものが一切ない独立したキッチンのことです。
対面キッチンに比べるとおしゃれで、洗練された印象の開放感たっぷりのキッチンです。
できるだけ手元を見えないようにしたい方は、間仕切りを活用するのもおすすめです。
アイランド
アイランドキッチンは、いわゆる島のようにシンクやコンロ、調理台が独立しているキッチンを指しています。
インテリアにもなる、おしゃれなデザインが人気で注文住宅などでも、人気の高いタイプのレイアウトです。

ペニンシュラ
ペニンシュラキッチンは、キッチンのカウンター部分、左右どちらか一方が壁付けされているキッチンです。
ペニンシュラは半島という意味がありますので、まるで半島のような形をしていることから名付けられています。
比較的、家具やインテリアなどが配置し易いキッチンです。

キッチンリフォームをされる際は、ご自身の希望や生活スタイルに合わせて、キッチンカウンターの種類を選ぶようにしましょう。
カウンターキッチンのメリットとデメリット
カウンターキッチンは近年、新築のみならずリフォームでも希望されることが多い人気タイプです。
カウンターキッチンも見た目のおしゃれだけで選んでしまうと、後悔することもしばしばです。
ランキング上位のモデルだからと言って決めるのではなく、今回ご紹介するメリット・デメリットを心得ながら、失敗のないキッチンのリフォームを実現していきましょう。
メリット
1.おしゃれで開放感がたっぷりある
カウンターキッチンの大きな魅力となっているのが、カウンターキッチンにすることによって生まれる開放感です。
壁付けのキッチンだと、どうしても壁と向き合う形なので、圧迫感や空間が狭く感じられる方が多いです。

2.部屋全体の様子を見渡せる
カウンターキッチンは、作業台から向かって正面に来るのが壁ではなく、リビング・ダイニングになります。
カウンターになった部分、開けた空間から部屋全体の様子を見渡すことができます。
小さなお子様がいらっしゃる場合は、お子様の遊んでいる様子やお昼寝している様子を見ながら調理ができます。
また、カウンターに高さを合わせたテーブルを設置すると、パソコンで在宅ワークを行いながら、合間で家事をすることもできます。

3.家族とコミュニケーションが可能
カウンターキッチンは調理しながらもリビングに目が行き、ご家族と会話が楽しめます。
ホームパーティーなどで対話しながら調理も可能なので、調理とコミュニケーションを両立できます。

4.家事動線の無駄が省ける
キッチンにカウンターが付いていることで、配膳する料理をそのままカウンターに出せます。
料理の配膳の際に、こまめにキッチンの方まで取りに行き来する必要がありません。

デメリット
1.部屋にニオイが移りやすい
リビングダイニングに対面しているため、調理している臭いがダイレクトに伝わりやすく、ニオイ移りが気になる点が挙げられます。
ソファーやカーテン、ラグなどにニオイが移りやすいので気になる方は、ソファーカバーなどをこまめに洗う必要があります。

2.リビングダイニングからキッチンの中が見えてしまう
特にフルオープン式キッチンの場合、腰壁がないためキッチンの中が丸見えになってしまいます。
調理中の雑然とした様子が丸見えだと、来客中は不便に思われることが多いでしょう。
ペニンシュラキッチンやアイランドキッチンの場合は、調理の度に洗い物や片付けをしながら調理しないと、すぐに雑然としてしまうので注意しましょう。

3.カウンターがいまいち活用できない
カウンターは配膳の際に使える以外にも、収納など使い道はいくらでもあります。
しかし、いまいちカウンターが活用しきれていないという方も多く、郵便物を雑然と置いている、、、といったお住まいもあります。
収納力が悪い場合は、キッチンと並行させて背面に戸棚を設置するなどで、収納スペースを増やすことも可能です。
ニトリやホームセンター、インテリア店で購入しdiyで設置することができます。

4.油ハネで部屋が汚れる
フルオープン式キッチンの場合、コンロからの油ハネが強く、ダイニングへ油が飛んでしまうことがしばしばあります。
汚れてほしくない家具は、できるだけ遠くに配置するなどの配慮が必要です。
このデメリットに対しては、壁の代わりに油ハネという、30㎝ほどの高さのツールをオプションで導入し対策可能です。

カウンターのキッチンへリフォームする際にかかる費用
カウンターキッチンにリフォームする際は、どの程度コストがかかるのでしょうか。
人気のモデルやマンションか戸建てか、造作やオプションの組み合わせによって相場が変わってきます。
ここでは、一般的なリフォームの費用をご紹介します。
壁付け → カウンターキッチン リフォーム費用
壁付けキッチンから、カウンターキッチンへリフォームする費用は、およそ55万円~200万円の予算は見ておくと良いでしょう。
キッチンはハイグレードなものを選ぶだけでも300万円かかるものもありますし、ガスや水道の配管やダクトの位置の変更も必要になるため、高額になります。

壁付け → アイランドキッチン リフォーム費用
キッチンのリフォームを行う際、レイアウトのタイプはアイランドキッチンが最も高額になります。
アイランドキッチンは調理カウンターが他のレイアウトキッチンよりも広くなるので、側面のパネル分等で本体価格が高くなります。
また、アイランドキッチンのレンジフードは、センターフードと呼ばれる天井吊り下げ型のレンジフードが採用されているため、特殊な工事が必要となります。
予算としては、およそ150万円~300万円は見ておくと良いでしょう。

カウンターキッチンへのリフォームはもりきゅうリフォームへ!
カウンターキッチンはリビングダイニング全体の様子を確認しながら調理することができ、家族とのコミュニケーションにも役立つので、とてもメリットの大きなキッチンです。
ただし、調理スペースの様子などがどうしても見えやすくなってしまいます。
片付けが苦手な方はカウンターキッチンの中でも、カウンター式キッチンの腰壁が付いたI型キッチンやL形キッチンを選ばれると良いでしょう。
もりきゅうリフォームは岩沼・亘理周辺にお住まいの方から、キッチンリフォームを多数ご依頼いただいています。
お見積りは無料となりますので、ぜひお気軽にご相談ください。


介護・バリアフリーなトイレへリフォーム!ポイントと部位ごとにできることをご紹介
- 投稿日:2022年 12月20日
- テーマ:リフォームコラム

トイレをバリアフリー化する時には、それぞれの身体の状態や年齢に合った快適な空間に変えることが大切です。
トイレ本体や便器を変える、スムーズに使える様に手すりや引き戸への交換、
介助者がサポートしやすいようにトイレ内のスペースを広げるなど、バリアフリー化、介護リフォームにはさまざまな方法があります。
こちらのページでは、どの様なバリアフリー化・介護リフォーム方法があるか、介護保険のポイントなどをご紹介しています。
「もっと使いやすいトイレに出来ないか」と、リフォームが気になり始めた方におすすめのページです。
ぜひ、ご参考にされてみてください。
目次
リフォームするための事前調査
介護を受ける側だけでなく、サポートする側もお互いに使用しやすいトイレにリフォームするには、まず初めに事前調査を行いましょう。
トイレの介護リフォームを行う際には、介助者の身体の状態や年齢に合わせて適切なプランニングが必要です。
使いやすいトイレの広さを決める
例えば、杖を使う場合や介助者の手を借りてトイレまで行けるものの、サポートが必要な場合と車いすを利用してトイレまで行く場合では、必要なトイレの面積に違いがあります。
それぞれの状況に合わせて、利用しやすいトイレのスペースを確保することで、ストレスを大きく軽減させることが可能です。

トイレリフォームを依頼する際には、まずは事前調査を依頼して、利用者が使用しやすい空間を確保できるよう適切なサイズに施行してもらうと良いでしょう。
リフォームの相談は、施工実績が豊富なだけでなく、顧客満足度が高いリフォームのプロに相談してみることをおすすめします。
身体の状況を見て適切なトイレリフォームを提案してくれるなど、親切丁寧な事前調査を行ってくれます。
どんなバリアフリー化、トイレ介護リフォームがある?
トイレリフォームの施工例は数多くあります。
介護が必要な方や高齢者が、あったら便利と感じる機能を積極的に取り入れていくと、トイレを使用する時に使いやすさを実感できます。
手すりの取り付け
介護のためのバリアフリー方法はさまざまありますが、手すりを付けると身体を支えることができるため、自力でトイレに行く高齢者や障がい者の方も安心です。
手すりには、縦状のものや横状のものなど数多くの種類があります。
しっかりと身体を支えるだけでなく自分で立ち座りするのであれば縦状の手すりがおすすめです。
横状の手すりの場合は、トイレの移動時につかまりながら歩くことができ、自力でできるだけ歩くことを諦めたくない方の強い味方になってくれます。

和式トイレから洋式トイレにリフォーム
和式トイレは、用を足す際に使いにくさや不便さを感じ、ストレスになってしまうかもしれません。
和式トイレから洋式トイレに変えると腰や足への負担が軽減されます。
洋式トイレは、しゃがんで用を足すことがないため、膝に負担をかけてしまうことがありません。

滑りにくい床材に変える
滑りにくい床材に変えると転倒防止につながります。
足腰が弱い方や杖を使ってトイレに行く方の場合、クッション性のある柔らかい床材に変えると安心です。
また、表面に細かい凹凸のある、塩化ビニール樹脂製床に変えることもおすすめです。
細かい凹凸によって滑りにくく、転倒もしにくいという特長があります。
一日に何度も行くトイレだからこそ、安心して足を運べる床材に変えるともしものトラブルを予防することが大切です。

引き戸と段差解消で出入口の改善
トイレのスペースに限りがある場合や、車いすを利用されている方は、ドアが大きく開く引き戸で移動スペースを確保しましょう。
また、安全を考慮するのであれば、出入口の段差をなくしフラットにするとケガの防止になります。

足元が見えるように照明を取り付ける
天井部分だけでなく足元部分にも照明を取り付けると十分な明るさを確保し、転倒を防ぎます。
年齢を重ねて目が悪くなってしまった高齢者の場合、照明が薄暗いと足元までしっかりと見ることが難しくなります。夜にトイレに行き、足元に注意を払わなかったことで転倒してしまうケースもあります。
リーズナブルな自動点灯の小型照明などもあるので、まず1つ付けて見るのが良いでしょう。

呼び出しボタンを付ける
いざという時のために、呼び出しボタンを取り付けると緊急時も即座に対応することが可能になります。
トイレ内で具合が悪くなった時や転倒してしまった時も、呼び出しボタンがあればすぐに助けを呼ぶことが可能です。
ボタン一つで別室に居る家族にトラブルを察知してもらうことができ、高齢者や障がい者の安全対策の一つになります。

介護保険を使ったトイレリフォーム
介護のための手すり設置や、段差解消などの支給対象のリフォームであれば、トイレリフォームにおいて介護保険の申請が可能です(申請、支給には条件があります)。
介護保険は、40歳からの加入が義務付けられており、要支援や要介護認定を受けるなど介護を必要としている方のための保険制度です。
介護保険を利用すると、介護費用の一部を負担してもらえます。

支給上限は18万円
原則では、自治体から認定を受けている被保険者が、20万円までの費用を対象として申請することができます。
この20万円から自己負担の1割を引くと、支給上限は18万円になります。
適用になるリフォームは?
介護保険が適用され補助金が受けられるケースとしては、トイレに手すりを設置することや床材を変える、段差をなくすといったバリアフリー工事が挙げられます。
住宅改修は思ったよりも金額がかかってしまったり、急な出費が重なり資金繰りが難しくなってしまうこともあるでしょう。
介護保険の支給条件に則ったリフォームをすることで、自分が支払わなくてはならない費用を大きく軽減されます。
申請の流れ
まずは、介護保険を利用し補助金を受けることができるのか、条件や要件をケアマネジャーさんに確認しましょう。
ケアマネジャーさんと相談し、必要なリフォームの検討が始まったら、リフォーム会社にご相談ください。必要な改修のプランニング・お打ち合わせをさせていただきます。
その後、介護保険を申請するための必要書類の提出などがあり、リフォームが始まります。
介護保険の補助金はリフォーム終了後に申請を行った後、各自治体から支給されます。
補助金が支払われるケースであっても、リフォーム会社への支払いが先に必要となるので注意しましょう。
また、介護保険のほかにも住宅改修補助制度を用意している自治体もあります。
住宅改修補助制度を利用すれば介護保険で支払われる補助金にプラスしてリフォーム費用に充てられるため、さらに負担が軽減されます。

もりきゅうの施工事例をご紹介します
トイレをバリアフリー化、介護リフォームする際のポイントをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。 ![]() ![]() |