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【ビルトインコンロの交換】機種の選び方・リフォームポイント

  • リフォームコラム


ビルトインコンロで「火が出ない」「火力が弱い」などの不具合が出たことはないでしょうか?

設置後10年以上経過していると、修理よりも交換した方がお得なケースが多いです。

最近のビルトインコンロは火力調整の機能だけでなく、スタイリッシュな見た目や機能が進化した機種も多く販売されています。

こちらの記事では、ビルトインコンロの基本知識交換のタイミングや交換時の機種の選び方をご紹介します。

ぜひ参考にされてみてください。

ビルトインコンロとは



ビルトインコンロとは、その名の通りキッチンカウンターに組み込まれているコンロのことを指します。

一般的にはガスコンロが多いですが、電気やIH(誘導加熱タイプ)も存在し、それぞれ特徴と利便性が異なります。

ビルトインコンロの魅力



そのデザインの美しさと、調理スペースの広さから非常に人気があり、新築やリフォーム時にはよく選ばれるキッチン設備の一つです。

魅力は、スタイリッシュな見た目だけありません。

コンロと調理台が一体化しているため、調理中に食材や調理器具をスムーズに動かすことができます

また、コンロ周りの掃除もしやすく、キッチン全体がスッキリと見える効果もあります。

機能面でも優れていて、細かな火力調整、グリル機能・余熱を利用した節電調理ができるなど、調理を楽しく効率的にする機能が充実しています。

ビルトインコンロのデメリット



ビルトインコンロのデメリットとしては、初期費用、故障した場合の修理・交換費用などが挙げられます。

据え置き型コンロは、本体価格2万円~が相場ですが、ビルトインコンロの本体価格は5万円~が一般的です。

また、工事費用についても、ビルトインコンロの方が比較的高額です。

据え置き型のコンロは新しいものを購入してご自身でも設置いただけますが、ビルトインコンロは設置方法が複雑で、トラブルが起きていても気づかず使用してしまうこともあります。

そのため、設置時はリフォーム会社や工務店にご依頼いただくのが良いでしょう。

ビルトインコンロを選ぶ際には、事前にその特徴とメリット・デメリットをしっかりと理解することが重要です。

ビルトインコンロ交換のタイミング

使用年数は10年程度が目安



ビルトインコンロの性能は、使用年数によって大きく影響を受けます。

一般的にビルトインコンロの寿命は約10年とされており、異臭や異音、火力の不安定化、点火の機能不全などが故障や寿命の兆候です。

また、7年~9以上経過すると修理が難しくなり、安全性の観点からも交換が必要になります。

日頃の使用方法やメンテナンスに注意を払うことで、ビルトインコンロの寿命をできるだけ延ばせます。

吹きこぼれや油汚れ、食品の汚れを放置せずに定期的に掃除するようにしましょう。

故障した時は修理?交換?



ビルトインコンロが故障した際、修理する方が良いのか、それとも交換が適切なのか、多くの方が迷われることでしょう。

設置後1年~5年経過している場合は、修理の方が安くなるケースが多いです。

設置後10年以上経過してしまうと、部品が流通していないことがあります。

メーカーへの部品取り寄せ費用や時間、また修理しても他の部位がまた故障してしまうことを考慮すると、本体交換の方が今後も快適にご利用いただけます

ビルトインコンロ交換時の選び方



ビルトインコンロは、ノーリツ、パロマ、リンナイなどの主要なメーカーがそれぞれ独自の特徴を備えた優れた製品を手掛けています。

メーカー

ノーリツ

お手入れのしやすさを追求したいなら、ノーリツの製品がおすすめです。

ノーリツのプログレは親水性コーディングが採用されており、油汚れや焦げつきに効果的に対応しています。

とろ火から強火まで、調理に合わせて、繊細に火力を調節可能

火力の自動制御が自慢!Siセンサーで調理器具の温度を測りながら、各調理モードに合わせて火力調節

吹きこぼれや焦げつきなどを心配することなく、他の調理に集中できます。

進化したマルチグリルは、温度センサー付き下火バーナーによる温度管理と自動制御で多種多様な調理をサポートします。

パロマ

デザインと安全性を優先したいなら、パロマの製品がおすすめ。

気品のある洗練されたデザインに加え、安心モードや鍋なし検知機能などが備わっており、安全性に配慮されています。

リンナイ

豊富な調理機能を求めるなら、リンナイの製品がおすすめです。

コンロ上でもグリルを使用可能にする「ザ・ココット」や、煙や臭いの問題を解決するスモークオフ機能といった魅力的な機能が搭載されています。



このように、御自身のニーズに合わせて、様々な機能を持つコンロを選択することができます。

全てのモデルがこれらの機能を備えているわけではなく、高い機能を備えたモデルは一般的に価格も高い傾向にあります。

ビルトインコンロの価格帯は幅広く、エントリーモデルからハイエンドモデルまで予算に応じたラインナップになっています。

ニーズと予算を考慮し、価格と性能のバランスを見つけることが重要です。

デザイン



ビルトインコンロは単なる調理器具に留まらず、キッチン全体の印象を決定する大切な要素でもあります。

グレードの高いビルトインコンロは利便性だけでなく、デザイン面も深く追求されています。

パロマのFACEISのようにフラットかつシンプルですっきりとしたデザインもあれば、オレンジやピンクといった一風変わったカラーのデザインもあります。

設置スペース



設置スペースも考慮する必要があります。設置跡や消防法の観点から、現在設置しているサイズと同じ大きさのコンロを選びましょう

天板のサイズは一般的に60cmと75cmの2種類に限定されるので、トラブル発生のリスクを避けるためにも、設置スペースは事前に確認しましょう。

交換リフォームの注意点



工事価格・相場

ビルトインコンロを交換する際の工事費は、2万円~3万円が相場で、既存のコンロの処分費が3千円ほどかかります

工事だけ業者に依頼するよりも、コンロの商品を含めて工事費込みでご契約いただく方がトータルとしてお得なケースが多いです。

取付工期

ビルトインコンロの交換にかかる時間は、一般的に数時間~半日程度とされています。

キッチンもリフォームされる場合は3日~かかるので、工事中に火を使えない点には注意しましょう。

アフターサービスと交換後の保証

ビルトインコンロはおよそ10年程度の寿命です。毎日使用していると、途中で故障やメンテナンスが必要になることもあります。

通常メーカー保証は1年間です。リフォーム会社・工務店が行っている保証サービスなどがあれば加入しておくと、少ない費用で修理してもらえることもあります。



ビルトインコンロの交換について解説させていただきました。いかがでしたでしょうか。

交換をどこに頼むか検討されている方は、ぜひモリキュウに ご相談くださいませ。

ホームページでは、お得にキッチンリフォームをしていただけるリフォームメニューもご用意しています。ぜひこちらもご覧くださいませ。